いしはらの上京してから。

福岡→東京 就職を機に福岡から上京し、楽しくやっている様子。

商社からベンチャー企業に転職したワセジョが語る、運命の会社との出会い方

商社からベンチャー企業に転職したワセジョが語る、運命の会社との出会い方|ワセジョ図鑑。|WASEDA|ヨミモノ|QuonNet

 

ワシントン大学には、アジア系の人がたくさんいます。台湾系アメリカ人や中国系アメリカ人は、自分のバックグラウンドごとのグループを作っていました。その様子が「あ、面白いな」と思ったんです。

 国ごとに仲の良し悪しがちがうんですよね。例えば、台湾系アメリカ人は、中国系アメリカ人の行くダンスパーティに行きたがらないことがあります。「こんなに狭いキャンパスの中でも世界情勢の縮図みたいなことが起きるんだ!」と、ものすごくショックでした。それで、「そこをもうちょっと見てみたいな」って感じました。

 日本と台湾と中国の好き嫌いの関係にすごく興味を持ったから、彼らの背景を探りたいと思いました。そこで帰国後、中国語の勉強を始めました。

 

台湾の若い人は、日本の「モノ」が好きなんですよ。それで「モノのもつパワーはすごいな」と感じました。

 教科書で教えるよりも、「モノのチカラ」から国家間の関係も良くなるかもしれない、そういう仕事がしたいなと思いました。学生の頭で考えたとき、そういうシゴトができるのは商社でしょって思い、商社を目指しました。

 

「大企業とベンチャー企業の差は、ボトム(お尻)の部分かトップ(頭)の部分、どちらが合っているかの差だと思うんです。大企業には、大学などバックグランドが似ている人が多いです。だから阿吽の呼吸でコミュニケーションができます。でもそれぞれ家庭やキャリアにおいて目指しているところが違うんですよね。つまり大企業は、ボトムの部分が合ったコミュニティなんです。

 しかし、ベンチャー企業には、バックグランドがばらばらの人が集まってきます。十代の人がいたり、全く違う環境で育っていたり。でもみんな同じ方向を向いているんです。頭の部分が合った集団だとうことですね。」