“Ethical” な生活とは…?
日曜日にたまたま立ち寄ったルミネエストの8階(コールドストーンがあるところだよ!)でフェアトレードでかつオーガニックのカカオで作られたチョコレートの販売をしていました。
販売といっても、お金ではなく「愛で買う」という面白いイベントに思わず吸い込まれました。
愛で買う、方法にはいくつかあって、写真をとってシェアする、絵で表現する、ダンスで表現するなどがありました。
Ethical(エシカル)な行動とは、生産から消費まで環境や社会に配慮した商品を選ぶことを指すそうです。
そのエシカルであることの一部が、オーガニックの食べ物を食べる、だったりフェアトレードの商品を選ぶ、だったり…。
http://ethicaljapan.org/ethical-consumption
には、エシカルな行動の例として以下のようなことを挙げていました。
- 長寿命でエネルギー効率の良いLED電球を選ぶ
- 燃費の良いエコカーを購入する
- 太陽光パネルの付いた省エネ住宅に住む
- 風評被害にあっている地域の農産物を購入する
- 地元の農家さんから、直接オーガニック野菜を購入する
- フェアトレードと呼ばれる公正な貿易によって適正価格で輸入されたバナナやコーヒー、チョコレート、紅茶などを購入する
- オーガニックコットンで作られた洋服を着る
これら始め、「エシカル」は主に消費者側の行動として啓発されているようです。
例えば、オーガニック野菜などは今かなりブームになっていますよね。エシカルと呼ばれるものはおおよそ価格が高いことが多く、一見社会に貢献できる商品を選ぶ、というと面倒臭く感じます。
でも、ちょっと高いけど、健康になれるなら…、とか自分にも利益があるとすごくいいけれど、全てがそうとも限りません。
こういった行動が良いか絶対良いかどうかは、何とも言えませんが、こういうこ行動によってみんながHappyになれるなら素敵な取り組みだと思います。きっとでもこれを全て実現しようとするとどこかに歪みが生じるのかも知れないです。
そもそも”ethical”の辞書的な意味は「道徳的な」という意味のようですから、一般消費者だけに訴えるのもなかなか限界がありそうです。
今や流通の時代とも言われていますし、例えば、小売りや卸の業界は必要以上に在庫を抱えないとか、生産側ももっと消費者の健康に気をつかったものを作るとか、そういった努力がより増えると良いですね。消費者もまだまだ力のある企業や仕組みに依存せざるを得ない状況ですから。
もちろん今後こういった動きが活発になれば、生産側もそうせざるを余儀なくさせるでしょうし、ECの発展によって消費者の選択の自由も増えると思います。
こういったことにITがたくさん役に立てば良いな~と、いまの仕事をしながら感じました。